皆さんこんにちは。
大阪府東大阪市に拠点を置き、関西圏を中心に塗床工事を手がけている株式会社テンマです。
工場内の床が劣化によって滑りやすくなっている時は、塗床工事によって滑り止めを施すのがおすすめです。しかし、工事中は工場を止めなければならないこともあるため、どのくらいの日数がかかるのか心配になる方も多いでしょう。また、どのような塗料を使えばいいのかわからない方もいるはずです。そこで今回は、工場の塗床工事の工期や、塗料の選び方について解説します。
■工場の塗床工事って、どれくらい日数がかかるの?
工場の塗床工事の工期は、50㎡~100㎡で1日~3日程度が目安です。工場を止めないと施工できないイメージがありますが、塗装が乾燥した場所は使えるようになるので、部分的に操業しながら工事を進めることもできます。24時間稼働している工場などでは、この方法を使うといいでしょう。
ただし、重いものが通行する床の場合は、より長時間乾燥させなければなりません。たとえば、歩行するだけの床なら6時間~8時間の乾燥で済みますが、代車・かご車を使うなら12時間~16時間、フォークリフトを使うなら24時間以上の乾燥を必要とします。こういった点も考慮して施工計画を立てることが大切です。
もし、工期を少しでも短くしたい場合は、速乾性のある塗料を使う方法があります。代表的なのはMMA樹脂系塗床材で、塗布後1時間ほどで乾燥・硬化するため、広い床でもスピーディーな施工が可能です。他の塗料に比べるとコストは高めですが、操業への影響を最小限にしたい時はぜひご検討ください。
■施設の性質に適した塗料を選びましょう!
工場の床の塗装と聞いて、「ペンキ」を塗ると考える方は少なくないと思われます。しかし、床の塗装に使用する塗料は「塗床材」です。どちらも同じように感じるかもしれませんが、「ペンキ」と「塗床材」は機能性が大きく異なり、別物といっても差し支えありません。
具体的にいうと、「塗床材」は耐摩耗性、高圧縮強度、耐衝撃性、耐水性、耐酸性、耐薬品性、帯電防止性、耐熱性、耐オイル性、耐汚染性など、さまざまな機能を備えています。だからこそ、工場内の厳しい環境でも簡単に劣化せず、安全な床を長期間保つことができるのです。もし一般的な装飾用のペンキを塗れば、すぐに剥がれてしまうでしょう。
もちろん、塗床材も製品ごとに機能が異なるため、施工する場所の性質に合わせたものを選ぶことが大切です。そこが機械工場なのか製薬工場なのか、はたまた食品工場なのかによって、最適な塗床材は違ってきます。主な塗床材の詳しい性能は以下のページでご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。→https://www.e-temma.com/paint
株式会社テンマは、工場や商業施設、オフィスなどの塗床工事を専門とする会社です。40年以上にわたり、あらゆる工場での塗り床を手掛けてきました。その豊富な実績に基づき、どのような現場でもご要望に合わせた柔軟な対応ができるのが強みです。
また、塗床工事だけでなく、グレーチングのメンテナンスや入れ替えも一緒に対応できます。日中の施工が難しい場合は、工場稼働時間外の夜間などに対応することも可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。