皆さんこんにちは。
大阪府東大阪市に拠点を置き、関西圏を中心に塗床工事を手がけている株式会社テンマです。
工場の塗床工事を行う際、重要なポイントの1つとなるのが「床の色」です。防滑性や耐久性に比べると軽視されがちですが、床の色にはいろいろな効果があります。適切な色を選べば、より安全で作業しやすい工場になるのです。ここでは、工場の床の色を選ぶ際のポイントをご紹介します。
■工場の床の色は効果を意識して選ぶべき
最近の塗床材は大きく進歩しており、カラーバリエーションも豊富になってきています。だからといって、自分の好みだけで色を選ぶのは望ましくありません。なぜなら、床の色は心理的にも物理的にもさまざまな効果をもたらすからです。
たとえば、赤やオレンジといった暖色系は体感温度を暖かく、青や緑といった寒色系は冷たくする効果があります。白は空間を広く明るく見せる作用があり、清潔感を出したい時にも効果的です。こういった効果を意識して床の色を選べば、作業効率や安全性を大きく高めることができます。
株式会社テンマでは豊富な経験と高い施工品質が自慢です。
塗床ならなんでも「テンマ」まで、お気軽にご相談ください。
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■工場の塗床の定番色とは?
工場の塗床に使われる色には、いくつかの「定番色」があります。標準色として利用されることが多いのは、グリーンやグレーです。製造業でも利用されるケースが多いです。これらの色は目に優しく、心をリラックスさせる効果もあるため、快適に働ける環境を作ってくれます。
特に食品工場などでは、やや明るめのグリーンがおすすめです。これは深みのあるグリーンに比べて作業場が明るくなり、異物や汚れが目立ちやすくなるため、清掃が行き届きやすくなります。他にも白に近い色であれば、同様の効果が期待できます。
逆に、黒っぽい色や細かい柄のついたものなどは、異物が発見しづらくなるのであまりおすすめできません。もちろん、生産・加工しているものによっては黒っぽい床の方がいい場合もあるので、実際は現場に応じて使い分ける必要があります。
ちなみに、製薬会社だと何か不純物があったときに見つけやすいようにといった衛生面に配慮して水色にしたり、食品工場で精肉を扱う場合は血が目立ちにくいようにあえて赤色を使用したりすることもあります。通路はベージュなどを利用して工場内の塗床との繋がりを意識した色分けを行なうことが多い傾向にあります。その他、場合によっては特注色を利用して会社のブランドカラーに寄せるケースもありますが、何を目立たせたいのか、または何を目立たせないようにしたいのかなどといった目的を念頭において色を決定しましょう。
各種工場、施設など豊富な施工実績で適切なお色選びもお任せくだだけますので、お気軽にご相談ください。
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■床の色はカラーゾーニングも意識しましょう!
工場の床の色選びにおいて、もう1つ意識しておきたいのが「カラーゾーニング」です。用途に合わせてエリアごとに床の色を変えておくと、そこが何のためのエリアなのか一目でわかるようになります。結果として作業効率がアップし、衛生管理や安全性の向上が期待できるのです。倉庫であれば、製品の仕分けもしやすくなるでしょう。
特に、危険性の高いエリアを目立たせたい時は、警戒色である赤や黄色が適しています。もちろん、ただ色分けするだけでなく、視認性も考慮しなければなりません。遠くから見ても床の色がはっきりとわかり、区別できるように塗り分けてください。
その他にも、工場内で扱うものや作業内容を意識し、根拠に基づいて床を色分けすることが大切です。適切な色を選んで、作業効率や安全性を高めましょう。
株式会社テンマは、工場や商業施設、オフィスなどの塗床工事を専門とする会社です。昭和52年から40年以上にわたり、あらゆる工場での塗床を手掛けてきました。工場の環境に合わせた商材選定や正確な施工が可能で、メーカー様からの認定もいただいております。適切な色を選んで塗床工事をしたい時は、ぜひお気軽にご相談ください。