食品工場に適した塗床材とは?必要な性能とおすすめの塗床材を紹介

 

皆さんこんにちは。大阪府東大阪市に拠点を置き、関西圏を中心に塗床工事を手がけている株式会社テンマです。


食品工場の経営者の方の中には、工場の床の劣化・損耗に悩んでいる方も多いのではないでしょうか? 食品工場は、たくさんの種類がある工場の中でも特に床が傷みやすい傾向にあります。なぜなら、食品や機械の洗浄のために、床にダメージが加わる薬品や熱湯を頻繁に使用するからです。


そのため食品工場の床は、薬品耐性や熱耐性に優れた塗床材で塗装しなければなりません。ここでは食品工場の床塗装のポイントや、適した塗床材をご紹介します。




■食品工場の床塗装は、短期間施行と長期耐久性が重要!

食品工場の床塗装にまず求められる性能は、短期間で施工できることです。多くの食品製造工場は24時間365日稼働しており、常に床に水を流している場所も多いでしょう。床塗装のために長い期間工場の稼働をストップするわけにもいかないため、できる限り短い期間で施工を完了しなければなりません。


また、もう1つの重要な性能が、施工後の長期耐久性です。食品製造工場では多くの熱水が使用されており、床の材質によっては熱による劣化が発生します。さらに、劣化した場所から水が流れ込むと、床の浮きにもつながるのです。


もちろん、食品や機械の洗浄時に使う大量の薬品や洗剤も、床の劣化に大きく影響します。これらに耐性のある塗床材でなければ、すぐに剥がれてしまうでしょう。床を守る役割を果たすためには、過酷な環境でも長持ちする塗床材を使わなければなりません。


こういった条件をクリアできる、食品工場に最適の塗床材が「水性硬質ウレタン樹脂」や「MMA樹脂」です。両方とも合成樹脂系の塗床材で、優れた性能を持っています。次の項目では、これらの性能を詳しく見ていきましょう。




■水性硬質ウレタン樹脂とMMA樹脂の魅力的な性質とは?



水性硬質ウレタン樹脂は、施工後~歩行可能になるまで4時間程度で済むのが特徴です。改修工事の手順もカッター入れ→水路作成→下地処理→下塗り→上塗り→施工完了と少なく、夜間に施行を完了させることもできます。24時間稼働の工場の場合でも、工場内をいくつかに区切って部分的に施工し、数日に分けて床塗装を進めることが可能です。


また、120℃までの熱に耐えられ、油や水、薬品にも優れた耐性を発揮します。水や洗剤を使う食品工場内では転倒のリスクが高まりますが、水性硬質ウレタン樹脂は防滑性にも優れており、滑りにくく安全な床を実現できます。ただし、零下での使用ができない工法もあります。


そのため、零下になる場所での床塗装には、MMA樹脂がおすすめです。MMA樹脂の耐熱性は70℃までと、水性硬質ウレタンに少し劣ります。しかし、施工後~歩行可能になるまでの時間が1時間程度と非常に短く、洗浄剤や無機酸・有機酸・アルカリといった薬品への耐性もあるのが魅力です。状況に応じて2つの塗床材を使い分けましょう。




■耐薬品性・耐熱性をより強化するなら、変性ビニエルエステル樹脂を!



食品工場と一口にいっても、工場内で使う水の温度・薬品の種類・室温など環境はさまざまです。中には、水性硬質ウレタン樹脂やMMA樹脂でも不十分という工場もあるでしょう。その場合は、「変性ビニルエステル樹脂」を仕上げに用いることで、耐薬品性・耐熱性をより強化することが可能です。


たとえば、工場内の機械を分解せずに行うCIP洗浄は、手間が少ない反面熱水による床割れが心配になります。しかし、仕上げに変性ビニエルエステル樹脂を用いることで、床の耐熱性が大きく高まり、床割れリスクが低減するのです。スチーム洗浄による床掃除なども、心配なく行えるようになるでしょう。安全で耐久性の高い床を作りたい時は、ぜひお試しください。



株式会社テンマは、昭和52年から塗床専門業者として活動し、たくさんの床と真摯に向き合ってきました。また、前向きに知識・技能を吸収することで、塗料を取り扱うメーカー様からの認定もいただいております。これまで培ってきた経験と知識で、お客様の環境に合わせた床塗装を提案・実現いたしますので、お気軽にご相談ください。