デザイン性が高く耐久性・耐候性も抜群!デザインクリートの魅力を紹介

皆さんこんにちは。

大阪府東大阪市に拠点を置き、関西圏を中心に塗床工事を手がけている株式会社テンマです。


コンクリートは床材としてよく使われますが、少々殺風景なのが気になる方もいると思われます。そんな方におすすめなのが「デザインクリート」です。デザインクリートは自然な風合いを表現し、耐久性もあり、デザインが豊富でおしゃれに仕上がる床材として注目されています。今回はその1つであり、テンマで取り扱っている「デザインクリートビジュアルSP」の特徴をご紹介します。




■デザインクリートは身近な場所でも使われています!



デザインクリートについては、「聞いたことがないし、特殊な場所で使われる床材なんでしょう?」と考える方もいるかもしれません。しかし実は、普段そうだと気付いていないだけで、とても身近な場所でもデザインクリートが使われています。


主な使用場所は、公園の遊歩道や商業施設、カーポート、ホテル・マンションのエントランス、店舗・ビルの屋内通路などです。駅の改札で見かけるスクエア状の床も、スクエアタイルの型紙を使ったデザインクリートである可能性があります。皆さんの身の回りでも、ほぼ間違いなく使われているでしょう。


また、やや特殊な場所としては、デザインパターンを使わずボートレース場で利用される場合があります。これは、デザインクリートがノンスリップ性(防滑性、滑りにくさ)に優れており、濡れても滑りにくいからです。条件下によっては、工場の床材としても適している場合もあります。




■テンマで採用している「デザインクリートビジュアルSP」の魅力



デザインクリートはいくつか種類があり、それぞれ工法も異なります。その中でもテンマが採用しているのは、後付けタイプの薄層デザイン床「デザインクリートビジュアルSP」です。


デザインクリートビジュアルSPは、速硬性のセメントを主な原料として使用。高強度ですが厚みは1~2㎜厚程度で、吹き付け工法によって施工します。ISO14001の審査登録工場で製造された商品なので、品質も保証されています。


デザインクリートビジュアルSPのメリットは、専門の型紙(ビジュアルペーパー)を使った多彩な表現が可能なことです。主材(吹き付け)の標準色は13種類、目地材(下塗材)の標準色は6種類から選ぶことができ、組み合わせ方で表情豊かなデザイン床を作れます。


また、薄層仕上げのため高齢者や体の不自由な方、車椅子の方でも移動しやすく安心。それでいて耐久性・耐候性にも優れており、紫外線による変色や劣化が極めて少なく、屋内や屋外のどちらでも長期間使用できます。加えて、速硬性の高さにより施工翌日には歩行可能になるため、工期も短縮しやすいのです。




■デザインクリートの施工までの流れとポイント



最後に、デザインクリートの施工の流れを確認しておきましょう。ご依頼をいただいた後、まずはヒアリングと現地調査を行い、施工可能な環境かどうかを確認します。施工可能と判断できた場合は、お客様のご希望・ご予算と現場の適正からビジュアルペーパーの候補を選び、決定後に施工を行います(単価が高いため、ご希望よりも適切だと思われるものを提案することも)。


施工では、最初に床材の表面の研磨処理を実施。周辺の養生を行った上で、プライマー塗布→硬化養生→パターン配置→吹き付け→トップコート塗布の順で進めていきます。最後のトップコート塗布時は防滑仕上げにすることで、とても滑りにくい床になります。

▽より詳しい施工手順は以下のページでご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

https://www.e-temma.com/de


なお、個人宅だと外部をしっかり養生しても近隣住宅に飛び散る可能性があるため、あまりおすすめできません。また、仕上げ厚の目安は約1mm~2mmと薄いので技術力が要求され、仕上がりの印象も施工環境やコンクリートの性状などの諸条件によって変わってきます。きれいに仕上げたい時は、経験豊富な業者に相談するのが望ましいでしょう。



株式会社テンマは、工場や商業施設、公共施設、オフィスなどの塗床や防水工事を専門とする会社です。昭和52年から40年以上にわたり、あらゆる現場での塗床を手掛けてきました。


豊富な実績に基づき、ご予算や現場の環境に合わせた商材・工法選定や正確な施工が可能。メーカー様からの認定もいただいており、メーカー様と話し合いながら商材や貼り方を選ぶので安心です。機能性とデザイン性を両立させたデザインクリートの床を作りたい時は、ぜひお気軽にご相談ください。