皆さんこんにちは。大阪府東大阪市に拠点を置き、関西圏を中心に塗床工事を手がけている株式会社テンマです。
工場で安全かつ円滑に作業を進めるには、床の清掃が必要不可欠です。床をきれいに保つことで、生産効率の向上や労働環境の改善などが期待できます。清掃しやすい床材や塗料を導入すると、汚れが溜まりにくくなり清潔な現場が保てます。
この記事では、工場の床が清掃しやすくなるよう、床材や塗料についてご紹介します。
■工場の床は清掃しやすい床がおすすめです
厚生労働省の「労働災害発生状況」によると、令和4年に発生した労働災害のうち、転倒を原因とするものは約26.7%を占めています。(参照:https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei11/rousai-hassei/dl/22-16.pdf)
工場の床を清掃しやすい床に変えることで、転倒のリスクを軽減できるだけでなく、以下のようなメリットがあります。
・5S活動につながる
5Sとは、製造業の職場環境を安全に保つために必要な5つの要素です。整理・整頓・清潔・清掃・しつけをローマ字で書いた頭文字から、このように呼ばれています。清掃しやすい床は、職場環境の改善につながります。
・生産効率が上がる
床がホコリや油などで汚れたまま作業をしていると、従業員の行動が慎重になり集中力を要するだけでなく、モチベーションも下がり仕事の質が落ちてしまいます。清掃が行き届いていると、仕事がはかどり生産効率も上がります。
・異物混入のリスクが軽減できる
床の清掃が行き届いていると、機械や備品の清掃状況にも目が向くようになることで、破損に気づきやすくなります。破損は異物混入につながるリスクが高いため、破損に気づくと異物混入を防げるようになります。
・清掃時間が短縮できる
清掃しやすい床は、汚れが付着しても落ちやすいように加工されています。このため、清掃時間が短縮でき、その分の時間を業務に費やすことができます。
■清掃しやすい塗料の特徴
清掃しやすい床にするには、床に塗料を塗布する作業が必要です。清掃しやすい塗料のひとつに、熱水や蒸気洗浄にも耐えうる耐熱床があります。温度変化による床の膨張や収縮が抑えられ、床が剥がれにくくなり清掃しやすい点が特徴です。
また、工場の業種によっては、薬品・消毒液・油などに強い床材が必要です。食品工場や厨房では、食の安全を守るために抗菌性を持った床の導入が適切です。
このように、工場の業種に合わせた塗料を導入することで、清掃しやすい床に仕上がります。
■おすすめの塗床材
数ある塗床材の中でも、おすすめしたいのは水性硬質ウレタン樹脂です。120度までの熱に耐えることができ、薬品や油にも強い特徴があるほか、防滑性にも優れています。
施工してから歩行可能になるまで4時間程度ととても短いため、工場を区切って施工することで、24時間稼働の工場であっても稼働を全て止める必要がありません。水性のため臭いも少なく、新築・改修工事のいずれにも使用されており、特に食品工場におすすめです。
清掃しやすい塗料への乗り換えを検討している工場の責任者・管理者の方は、株式会社テンマまでぜひお問い合わせください。
■まとめ
株式会社テンマは、塗床工事の専門業者として、適正価格で施工をご提案しております。40年以上の経験で培った知識やスキルを蓄積し、大手メーカーから研修を受けることで幅広いご要望にお応えできます。
これまでに、清掃しやすい床材への工事実績のほか、床の劣化・欠損・転倒防止・耐久性などを目的とした工事実績もございます。床工事に関するご相談がございましたら、高品質な施工をお約束する弊社までご依頼ください。
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