皆さんこんにちは。大阪府東大阪市に拠点を置き、関西圏を中心に塗床工事を手がけている株式会社テンマです。
工場の床には劣化による水ぶくれができてしまうことがあります。
気になる水ぶくれがあるときには、事故防止のためにも水ぶくれ防止の再塗装をしておくのが安心です。
この記事では、工場の床に水ぶくれができる原因や対処法についてご紹介します。
■工場の床にできる水ぶくれの原因は水分量の多さ?
工場の床の塗装方法によっては、水分による塗膜のふくれが起きることがあります。
特に、水分量が多い下地に塗料を重ねると、あとあと水分が塗膜を押し上げてデコボコになってしまうことがあるのです。
工場の床に水ぶくれができると床がボコボコとして通行に支障が出やすくなります。さらに、塗料の密着度が低くなって剥がれなどの大きなダメージが起きる可能性も考えられます。
工場の床に水ぶくれのダメージが起きているときには放置せず、適切な対処を行いましょう。
■水ぶくれの原因は?どう対処すれば防げる?
工場の床のふくれが起きる原因は大きく、経年劣化と施工不良の2パターンに分けられます。それぞれのケースを詳しくチェックしていきましょう。
・経年劣化による水ぶくれ
床の塗装は時間が経つごとに劣化して水ぶくれや剥がれが起きてしまいます。
ダメージが起きたタイミングで適切にケアすれば特に問題はありません。一定期間ごとに床材の塗り直しを行い、きれいな状態をキープしましょう。
・施工不良による水ぶくれ
施工不良によって床の水ぶくれが起きているケースでは十分な注意が必要です。
工場の床の施工では、下地処理のあとに素地の乾燥時間を十分に取らず塗装をしてしまうことがあります。
通気や乾燥に十分な時間をかけなかった場合、コンクリート内部の水が塗装の内側に蓄積し、膨れ上がってしまいます。
また、上塗りができる制限の時間を超えてしまったにもかかわらずそのまま上塗りをしたケースにも注意が必要です。時間が経ってから上塗りをすると密着力が弱まり、塗装の剥がれが起きやすくなります。
更に、外部などの湿潤する頻度の高い床のケースも膨れの発生リスクが高まります。
施工不良が原因の水ぶくれが起きているときには、ふくれ部分の除去をしたのち、再塗装などの方法で直しておきましょう。
■工場の床の水ぶくれは下地処理材で対策を
工場の床の水ぶくれが気になるときには、専用の床材を使った床塗装で
対処しましょう。
水ぶくれ対策に使える塗料として、水性エポキシ樹脂系の下地処理剤が挙げられます。こちらの塗料は湿潤面や、若齢コンクリートへの接着性に優れ
高いアンカー効果を発揮してくれる上に、含浸補強効果も期待できます。
また、下地と強固に接着した遮水層を形成してくれる塗料には水密性が確保
できるという特性があります。こちらの塗料を使うことで、新たな水ぶくれを防ぐことが可能です。
■まとめ
工場の塗り床で水ぶくれが発生してしまった場合、その原因は下地コンクリート内の水分にあるかもしれません。
水分が塗床裏面に集積して浸透圧が発生すると、塗床が押し上げられて水ぶくれになってしまうのです。
工場の床のふくれが気になるときには、専門業者に修理やメンテナンスの依頼をするのがおすすめです。
株式会社テンマは大阪エリアで塗床工事に応じている会社です。
塗床とは合成樹脂材などを用いて床をコーティングし、劣化や欠損、不具合をカバーしていく工法のことを指します。工場の床にできてしまいがちな
水ぶくれも、当社がご提案する塗床によって改善することが可能です。
40年にわたって多くのお客様のご相談に応じてきた当社には豊富な施工事例があります。床の劣化やダメージに関するお悩みがありましたら、まずは当社の施工事例をご参照ください。また、塗床工事に関するお問い合わせもお待ちしております。
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