工場の床を腐食から守る為には、防食性塗床剤がおすすめです。  

皆さん、こんにちは。きれいな床を作ることを心がけて40年、大阪府東大阪市に拠点を置く株式会社 テンマです。今回は、工場の床について詳しく解説します。工場の床は薬品や油類などで腐食してしまう可能性もありますよね。


しかし、床が腐食すると工場で生産ができなくなってしまいます。建物を安全に使用するためにも、床を守ることが大切です。


そのため、床を守るためにどうすれば良いのか、防食工事の必要性やメリットなどを詳しく解説します。この記事を参考に、ぜひ床の防食工事について考えてみてください。




■防食工事の必要性と得られるメリット



防食工事をすることで、建物の床などの表面を、腐食から守ることができます。もし床が腐食してしまったら、建物自体が使えなくなってしまうでしょう。


ひどくなれば建て替えをするしかなくなるかもしれません。そのようなことにならないためにも、防食工事を行うことが重要です。


防食工事をすることによって、建物や構造物を守ることができ、そのほかにもさまざまなメリットがあるからです。ここでは、防食工事をすることのメリットについて解説します。


・建物や構造物を守るために必要不可欠な工事


防食工事をすることによって、建物の安全性を上げることができます。また、長期間使用することができるようになり、腐食や劣化によって発生する費用を削減することができるでしょう。


もちろん、建物や構造物の寿命を延ばすことができるため、長期の使用に耐えられるという信頼性も高められます。


また、床だけでなく、建物や構造物の表面全てに防食工事を行っておくことで、外観を美しく保つこともできます。一般的に、防食工事に関しては建物を新築するときに行うものですが、長期間効果が持続するというわけではありません。


そのため、定期的なメンテナンスを行って、効果が切れる前に再度防食工事を行うことが重要です。


そのほか、腐食に関しては環境や使用状況にも左右されるため、沿岸部で塩分の影響が大きい場所に建っている場合や、工場などの薬品や各種油類を取り扱う建物に関しては、早めのメンテナンスが重要となります。



・人命を守ることにつながる


突然床が腐って抜けてしまったら、ひどいときには大けがをしてしまう可能性もあります。防食工事をしておくことで、安心安全に建物を使うことができるのは、大きなメリットといえるでしょう。


また、防食工事をしておくとほこりがたちにくくなるため、ほこりを吸い込んで咳が止まらない、などという事態も防ぐことができます。


・耐久性の向上


防食工事を行うことによって、工場の床の耐久性を向上させることができます。ただし、どの程度耐久性が向上するのかは、防食材の種類によっても異なります。


また、耐久性の向上ばかりに目が行っていると、硬化速度が遅いなどのデメリットがある可能性もあります。そのため、現場の床と相性の良い商品を選ぶ必要があるでしょう。


しかし、床と相性の良い商品を的確に選べるなら、工場の床の耐久性は向上します。工場の床というものは、人の手を加えなければ案外早く劣化してしまうものです。


そのため、しっかりと防食工事を行って、耐久性を上げておくようにしましょう。人の手が加わることで、建物の劣化を遅らせることができ、再建築をしなければならない可能性はかなり低くなります。




■工場の床を腐食から防ぐために必要なこと



工場の床を腐食から防ぐために必要なことは、防食材を使用してしっかりと床を守ることです。防食材には、FRP材(ビニールエステル)やエポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂などさまざまな種類があります。


どの防食材を使用するのかは、現場状況や床の種類によっても異なるため、それぞれの防食材のメリット・デメリットを把握し、適所に使用することが重要です。


たとえば、いくら防食性に優れていたとしても、養生に時間がかかり過ぎれば生産がその間ストップしてしまうため、好ましくないといったこともあるでしょう。


防食工事において重要なのは、防食材の特徴をしっかり把握して、現場の床に合った素材を使用することです。また、防食材には高度な機能を持ったものも多く、耐久性や耐酸性、耐薬品性などを持つ防食材もあります。




■工場の床を長持ちさせる方法



工場の床を長持ちさせるには、防食工事が適しています。ただし、防食工事を一度しておけば良いかというとそのようなことはなく、作業をしているときに床に水や油、薬品などがこぼれた際には、素早くふき取る必要があるでしょう。


なぜなら、防食材の下に薬品や油が入り込んでしまうとそこから剥がれてきてしまうからです。また、毎日しっかりと清掃することも重要です。きれいにしておくことによって、劣化を遅らせることができます。


そのほか、防食工事に関しては防食材の選択が重要なのは間違いありませんが、手順通りにきちんと塗布することも重要となります。


そのため、床の下地処理を十分に行い、防食材を塗布した後に剥がれてこないようにしなければなりません。


もちろん、定期的なメンテナンスも必要になるでしょう。これらの対策をしっかりしておくことで、工場の床を長持ちさせることができます。




■株式会社テンマは用途に合わせた商品を提供



株式会社テンマでは、これまで紹介してきた防腐剤以外にも、さまざまな商品を取り扱っています。そのため、工場の床の種類に合わせた商品を提案することができます。


お客様のニーズや用途に合わせた商品を提供することによって、よりしっかりとした防食工事をすることができるのは、テンマの強みです。


何より、防食材の中には硬化速度が飛び抜けて速いものもあります。しかし、そういった商品は施工に不具合が生じやすいなどの副作用があることが問題です。


そのような難しい商品であっても、テンマの豊富な経験と実績のもとに施工を行うことによって、施工不良の心配なく、安心して防食工事を行うことができます。



■株式会社テンマがお客様の床にできること



株式会社テンマは、創業40年の歴史がある、実績の豊富な会社です。床にこだわって、確かな技術や知識を積み重ねてきました。


これまでのノウハウを生かして、工場、倉庫、病院、学校、 高齢者施設、ホテル、商業施設といった、さまざまな建造物の床を保護してきた会社です。


とくに食品工場など、食べものを取り扱う工場であれば、なおさら防食工事が必要です。衛生管理が行き届いたきれいな床を提供することで、工場で働く人も安心できるでしょう。


株式会社テンマは拠点となる近畿地方だけなく、全国の施設に対応できるため、床の防食工事をするべきかどうかと悩んでいるなら、まずは一度お問い合わせください。


それぞれの現場に対して、最適な塗料を決めることができるのも、これまで積み重ねてきた経験があるからです。


世の中の変化にも柔軟に対応できるように、知識をより蓄えつつ、お客様のニーズに合った提案をしていくことができるのも、株式会社テンマならではといえるでしょう。



■まとめ



工場の床には、防食工事と定期的なメンテナンスが必要です。なぜなら、工場で使用する各種油や薬品などが床にこぼれた際には、床が腐食してしまう可能性があるからです。


また、そうでなくても人の手を加えていない床は劣化が早く、修復や再建築となるとかなりのコストがかかってしまいます。本記事では、防食工事に関して詳しく解説してきました。


工場の床に防食工事をすることで、油や薬品がこぼれたとしても、すぐに腐食するようなことはありません。


とはいえ、防食工事も完ぺきではないため、床にこぼれた油や薬品に関しては素早くふき取るようにしましょう。また、定期的なメンテナンスをすることで、安心して長期間使うことができるようにします。


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