皆さんこんにちは。
大阪府東大阪市に拠点を置き、関西圏を中心に塗床工事を手がけている株式会社テンマです。
2021年6月よりHACCP(ハサップ)の完全義務化がすべての食品関連事業者に求められるようになりました。この義務化に伴い意外と見落とされがちなのが、床の衛生管理。
今回は、床のエキスパートであるテンマが、「HACCP義務化」をわかりやすく解説し、さらに義務化をクリアするためのポイントをご紹介します。
■HACCPとは?食品工場やスーパー、飲食店だけでなく、学校・病院も導入対象!
HACCPは、もとをたどればアメリカの宇宙計画において、宇宙食の安全性を守るために考案された衛生管理手法のこと。それが食品業界にも評価されて世界中に広がり、今では国際的な衛生管理手法として認識されています。
このHACCP、何を意味しているかというと「Hazard(危害)/Analysis(分析)/Critical(重要)/ Control(管理)/Point(点)」の頭文字をとったもので、日本語では「危害分析重要管理点」とも言われています。
HACCPが義務化されたことにより検査方式が変わり、従来の抜き取り検査から、各工程における継続的な監視・記録が求められるようになりました。
導入対象となるのは、食品工場はもとより、食品加工をしないスーパーや個人経営の飲食店などのすべての食品関連事業者。販売をしない学校や病院でも食品を扱う以上、HACCPが義務づけられることになります。
■HACCPを導入するメリットとは?自社のイメージアップで販路拡大も!
義務化とはいえ、HACCPを導入するメリットは知っておきたいですよね。
まずは食品事故のリスクを低減できることが挙げられます。
消費者の安全を守る意義は言うまでもありませんが、事故やトラブルがあっという間にSNSで拡散されるこの時代、食品事故を防いで企業やブランドイメージを損なうのは何としても避けたいところです。
加えて生産性のアップとコスト削減効果も。HACCPを導入することで必然的に製造工程を見直すことになり、ムダなプロセスや人件費をはじめとするトータルコストをブラッシュアップできるでしょう。
さらにはスタッフの衛生管理に対する意識も向上。クレーム・事故の低減や、衛生管理力をPRすることで自社のイメージを高め、販路拡大につながるなど、HACCPにはさまざまなメリットがあるのです。
■HACCP導入には衛生性の高い床がマスト! 具体的な塗床事例をご紹介
そしてHACCP導入に欠かせないのが、食品を取り扱う空間の衛生性です。
そのためには、床の見直しが欠かせません。
というのも製造施設や飲食店において、床は日常的に熱水や各種薬品が流される場所。したがってダメージが蓄積しやすく、きちんと手立てを講じておかないと、割れや剥離、亀裂やヘコミなどが生じてしまいます。
ダメージを受けた床は、ホコリやゴミ、水や粉塵がたまって掃除がしにくくなるだけでなく、雑菌や害虫の繁殖リスクも高まってしまいます。結果として、HACCPの検査に支障をきたすことになりかねません。
テンマでは塗床で床を保護するだけでなく、清掃しやすい「R巾木」の取り付けや、液体類が床を流れやすいように勾配をつける工事、側溝やグレーチングの設置など、耐久性が高く、清掃性・メンテナンス性に優れた床をさまざまな方法でご提案いたします。
床のエキスパートだけに幅広い施工実績があり、施設や店舗の特性に合わせて柔軟に対応。最適なご提案が可能です。
現場調査は無料で承っており、状況や場所にもよりますが早ければ当日でもお伺いできます。
大手企業にはじまる多数のクライアント様から仕事ぶりを評価いただき、塗料の各メーカーからも施工会社として正式に認定を受けております。
HACCP導入にあたりプロの知見やアドバイスが欲しい、という場合は、お気軽にテンマまでお問い合わせください。