皆さんこんにちは。大阪府東大阪市に拠点を置き、関西圏を中心に塗床工事を手がけている株式会社テンマです。
冷凍工場の床材が劣化したり抉れてしまった場合、メンテナンスが必要となります。普段、氷点下で運用しているので、温度を保ったまま改修工事を行うには、低温でも使える商品が必要となります。低温下で工事を行えば、ラインを再開するのも容易です。
冷凍工場におススメの床やメンテナンスについて解説します。
■冷凍工場の運転を止めずに施工できます!
床の改修工事のために、冷凍庫の運転を止めてしまうと、考えられる影響は下記の通りです。
・結露水が発生する
・冷凍庫内が乾燥してしまう
・消毒作業が発生する
・環境温度までの再調整が必要となる
株式会社テンマなら低温を保ったまま、改修工事を施工できるので、工事後すぐに業務を再開することができます。床面の亀裂や破損、凸凹もなくなるため、工事前よりも安全でスムーズに作業が行えるようになります
■低温でも硬化する素材を選びましょう
運転を止めずに施工する場合や、短時間の停止で冷凍庫内の温度をできる限り保ったまま施工するためには、超低温下で硬化する素材を選ぶ必要があります。
塗床工事で一般的に使われるエポキシ樹脂床塗装材などの普通の材料が硬化させるには、5℃以上の室温が必要です。
庫内の温度を下げたまま施工するには「合成樹脂系床仕上材」や「無機系床仕上材」を使用します。この2種類の仕上げ材の中で代表的な商品の特徴を紹介します。
・合成樹脂系床仕上材
-20℃まで施工可能な屋内専用商品があります。低温下でも素早く硬化するので、施工後1時間後には歩行可能となります。溶剤を使用しますが、低臭タイプなのでにおい移りの気になる冷凍食品を扱う工場でも使用できます。
・無機系床仕上材
無機性補修材は、溶剤臭が出ないため、工場内のにおい移りがありません。
例えば、-40℃まで施工可能な商品で、50㎝までの深い欠損も修復可能な塗料があります。部分補修用としても利用できます。硬化速度も早く、-25℃で施工した場合、30分後には歩行可能、3時間後には車両走行も可能となります。付着性が高いので、長期間にわたって剥離を防止します。
その他にも、-25℃まで施工可能で屋外にも使用できる塗料もございます。モルタル状に練り上げて施工するためスロープ部分の補修も可能です。こちらも同様に、硬化が早く、-25℃で施工した場合、30分後には歩行可能、3時間後には車両走行も可能となるものもあります。
■衝撃に耐える素材も重要です
ここまで紹介した通り、冷凍工場の床材改修において、毎日の出荷を妨げず、工事後できるだけ早急に業務を復旧させるためには、硬化の速さが大切です。
それと同時に、工場の床はフォークリフトなどの搬送機器の利用頻度も高く、走行によって起きる摩擦や、パレットやコンテなどの重量にさらされています。そのため、耐久性や耐衝撃性、耐摩耗性といった性能も重要です。
株式会社テンマでは、上記で紹介した以外にも速硬化性、耐久性を持つ多くの商品を取り扱っております。それぞれのニーズや用途に合わせた商品を提案することが可能です。
中には、硬化速度が飛びぬけて速い反面、施工に不具合が生じやすい難しい商品もありますが、テンマでは、これまでも豊富な施工実績がありますので、施工不良の心配せずに安心してお任せいただけます。
■まとめ
今回は冷凍工場の改修工事の際のポイントと塗床におススメの商品について紹介しました。
冷凍工場の稼働を止めずに施工するには知識や経験が必要不可欠です。
多くの経験や施工実績を生かして、目的や条件、ご予算に合わせたぴったりのプランを提案いたします。塗床工事や防水工事のご相談は、ぜひ株式会社テンマまでお気軽にご連絡ください。
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