防虫対策は万全ですか?防虫対策を目的とした塗床も株式会社テンマにお任せください。

皆さんこんにちは。大阪府東大阪市に拠点を置き、関西圏を中心に塗床工事を手がけている株式会社テンマです。

工場や倉庫では何らかの防虫対策がとられていると思いますが、虫の混入事故は減少していないケースも多く、逆に増加している工場さえあります。

事業者様の中には、防虫対策で効果を出せずに困っている方も多いのではないでしょうか?


防虫対策が困難になる理由として、虫は時に爆発的に繁殖すること、発生原因を根本から改善しないかぎり侵入を繰り返すことが挙げられます。

そこで、私たちがおすすめする工場の防虫対策は塗床です。なぜ塗床が防虫対策に効果的なのか、その理由も紹介していきますので、工場の防虫対策にお悩みの事業者様はぜひ最後までご覧ください。



■工場や倉庫で防虫対策が必要な理由!



工場や倉庫で防虫対策が必要な理由は、製品への異物混入を避けるためです。


もしも製品に異物混入があれば、製品の破損や不具合につながるのはもちろん、お客様の信用を損なって企業イメージを大きく落とす結果となってしまいます。

特に食品工場での異物混入は大きな問題です。異物混入の中でも虫は心理的ダメージが大きく、工場内の衛生管理に問題があると思われても仕方ありません。虫には雑菌が付着しているため、食中毒になるリスクもあります。

工場や倉庫での異物混入を無くすためには、日頃から防虫対策を徹底して行うことが重要となります。


・工場や倉庫における虫の侵入経路


工場や倉庫で発生しやすい虫の主な侵入経路は5つです。


ドアや窓の開口部から飛んでくる「飛来侵入」と、床や壁を伝って入ってくる「歩行侵入」、排水設備の不備により侵入、または発生する「排水系発生侵入」、人や物資の出入りによって偶然に迷い込んでしまう「人為的な侵入」、屋内で虫が繁殖してしまう「屋内発生」です。

一般的に、飛来侵入しやすい虫にはハエやガ、チョウなどが挙げられます。歩行侵入しやすい虫は、アリやゴキブリなどです。他にもハチやクモ、クワガタ、カブトムシなどに注意する必要があります。

工場での防虫対策は、虫の侵入経路をしっかりと把握して、それに見合った対策をすることが重要です。




■工場で発生しやすい虫への具体的な対策は?



虫にはさまざまな種類があり、繁殖するのに適した条件も異なります。工場内に侵入しやすい虫の種類や好む環境を知ることで、有効な対策ができるはずです。

虫は時に勢いよく繁殖するため、あらかじめ具体的な対策を施しておきましょう。

ここでは、工場におけるおすすめの防虫対策について紹介します。


・光(紫外線)を好む虫への対策


実は、人間が見ている光と虫が見ている光の波長は違います。虫は人間よりも紫外線がよく見える性質のため、工場内の照明が発する紫外線に集まってくるのです。


そのため、光に集まる虫への防虫対策は、紫外線を外部に漏らさないことになります。

紫外線を発するライトを使用しない方法もありますが、紫外線をカットできるビニールカーテンやフィルムを施工する方法が一般的です。また、LED電球へ交換するなどの対策も有効とされています。

ビニールカーテンは加工性が高く、防虫対策が必要な箇所だけ施工できるため、コストを抑えて対策できる点がメリットです。

紫外線を漏らさないように工夫すれば、紫外線に集まる虫を減らすことができます。


・熱を好む虫への対策


熱に集まる虫は、暖かい環境を求めて排水口や小さな隙間から工場内に侵入してきます。工場には熱源があり、常に快適な環境を維持しているからです。


熱を好む虫も、元々はほとんどが屋外性です。しかし、エサや隠れ家を求めて屋内に侵入したり、資材などに紛れて侵入したりします。

特に気温が低くなる季節は、虫たちも暖気を求めて工場や倉庫に集まってくるため、防虫対策を強化したいところです。

このような熱に集まる虫への対策は、暖気が流れる排気口に防虫ネットを貼ったり、スリットカーテンや防虫テープなどで穴を補修したりと、虫が侵入できる隙間を無くすこととなります。


・臭いを好む虫への対策


ゴミや清掃の行き届いていない排水溝から発する臭いは、虫を引き寄せます。特に生ゴミから発する腐敗物臭は虫の好物です。


炭水化物が腐敗・劣化した臭いを好む虫や、タンパク質を主とした腐敗物臭を好む虫がいます。

臭いに集まる虫への対策は、排水溝のこまめな清掃や、生ゴミを衛生的に処理できる処理機の導入などです。


・水に濡れた場所を好む虫への対策


排水溝や浄化槽など水に濡れている場所は、大量のハエが発生しやすい環境です。ハエの幼虫は食品の残りや汚泥をエサとして成長します。

また、カビをエサとして発生する虫も多く、工場にカビの生えている場所があれば、そこが虫の発生源となってしまうかもしれません。

このような水に濡れた場所へ集まる虫への対策は、清掃を徹底して工場内を清潔に保つことです。ただし、食品工場であれば、気軽に殺虫剤を使用することもできません。虫の死骸が食品に混入しては大問題です。


清掃しやすい環境をつくるには、塗床が最も効果的といえます。老朽化などで傷ついた床では、亀裂や凹みにゴミが溜まり、なかなか取り除くことができません。そのようなところに虫が集まってくるからです。

日々の清掃を見直し、常に清潔な状態を保つためにも、ぜひ塗床をご検討ください。


弊社での防虫に関する施工実績も併せてご覧ください:施工事例



■テンマでは防虫対策を目的とした各種施工も承っております。



株式会社テンマでは、防虫対策を目的とした塗床はもちろん、機能性も兼ね添えた数多くの商品を取り扱っております。

実際の現場では、工場内の環境や侵入しやすい虫の種類など、あらゆる関連性を踏まえて現場に合った防虫対策を行うことが必要です。多くは塗床とビニールカーテンなど、いくつかの防虫対策を合わせて行うことで、より高い効果を得られます。


株式会社テンマでは、それぞれのニーズや用途に合わせた商品をご提案できるのが強みです。


私たちは40年間に渡って 「塗床」という仕事に携わってきました。これまでにも工場や倉庫、病院、学校、 高齢者施設、ホテル、商業施設など、全国のさまざまな環境における床を施工した実績があります。

工業者を通さないので、適正価格でご提案できることもメリットです。メーカーから研修を受けているため、施工前の診断や見積もりから実際の業務まで、一括して発注いただける責任施工にも対応できます。


このような豊富な実績から、工場における防虫対策の知識・技術・ノウハウには自信がありますので、施工不良の心配はせず、なんでもご相談ください。

工場内の防虫対策、老朽化した床のことでお悩みの事業者様は、ぜひ株式会社テンマへ、お気軽にご連絡ください。


施工事例はこちら


■まとめ


この記事では、工場や倉庫で防虫対策をする必要性から、害虫の侵入経路、効果的な防虫対策までお伝えしました。


工場では虫の侵入が異物混入のリスクを高め、時には企業の存続が危ぶまれるほどの異物混入事件に発展します。虫の種類によっては、一定の条件が整うと工場内で繁殖を繰り返してしまうケースもあるので注意が必要です。

工場や倉庫での防虫対策は、殺虫剤や捕獲など一時的な対応ではなく、設計段階で対策を行うことが最も良い方法といえます。

清掃性が高く傷みにくい塗床を使用すれば、防虫対策の効果を根本から高めることができます。


この記事が工場内の防虫対策を今一度見直すきっかけになれば幸いです。