油汚れの「あるある」を解決!工場管理者必見、株式会社テンマが教える食品工場に最適な床とは  

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参照:施工事例より


皆さん、こんにちは。大阪府東大阪市に拠点を構え、塗床工事やアスファルト工事、コンクリート工事などを手掛ける「床のプロフェッショナル」株式会社テンマです。


食品工場の床は、日々の生産活動を支える重要な基盤です。とくに油を扱う現場では、滑りやすい床での転倒事故や衛生問題、床材の劣化など、さまざまなトラブルがつきもの。食の安全を守るうえで欠かせない国際基準であるHACCPにも対応するには、専門的な対策が不可欠です。


今回は、大阪を拠点に食品工場をはじめとする施設の床施工を48年にわたって手がけてきた株式会社テンマが、食品工場が直面する床の課題と、その解決策について解説します。



■見過ごされがちな床のトラブル



食品工場にとって、床はまさに「縁の下の力持ち」といえる存在です。しかし、油汚れが引き起こすさまざまなトラブルについて、多くの工場経営者や施設管理者が頭を悩ませている現状があります。


◆油汚れ、それは単なる汚れではない

天ぷらの製造ラインや揚げ物調理場、精肉加工場など、さまざまな工程で使用される油が床に付着すると、汚れとしての問題だけでなく、さまざまなリスクにつながる恐れがあります。


なかでも最も分かりやすいのが「滑り」です。油が付着した床は非常に滑りやすくなるため、従業員が転倒してケガをするリスクが格段に高まります。これは労働災害に直結する非常に深刻な問題です。


また、床の油汚れは細菌やカビの温床となり、衛生面の問題も引き起こします。食品工場では、HACCPの考えに基づいた徹底した洗浄・消毒が求められますが、油分が残っていると、どれだけ洗浄しても完全に菌を取り除くことが困難です。油の膜が洗浄剤を弾いてしまうため、消毒効果も薄れてしまい、食中毒のリスクを高める恐れもあります。


さらに、油は床材の隙間やクラックに浸透し、内部から劣化を進行させます。コンクリートの床であれば、ひび割れが拡大し、さらに汚れが溜まりやすい状態になりかねません。塗床の場合も、塗膜が剥がれたり、膨れたりする原因となります。


もう一つ見逃せない悪影響が「悪臭」です。油分が酸化して雑菌が繁殖することで、不快な臭いが発生し、作業環境の悪化だけでなく、工場全体のイメージダウンにも繋がります。


床の劣化が進むと、修繕費用がかさんだり、修繕工事のために生産ラインを停止しなければならなかったりと、工場経営にさまざまな悪影響をもたらします。


◆解決策の鍵を握る「塗床」の力

HACCPの基準を満たす床選びは、専門的な知見が不可欠です。そこで、株式会社テンマが最も力を入れているのが、高性能な塗床材の提案と施工です。単に床を塗るのではなく、その工場の生産内容、使用される油の種類、洗浄方法などを徹底的にヒアリングし、最適な塗床材を選定します。


食品工場の床には、主にエポキシ樹脂系やウレタン樹脂系の塗床材を推奨しています。とくに、食品工場では耐油性や耐薬品性に優れ、滑りにくい防滑性の高いものを選ぶことが重要です。抗菌・防カビ性能を付与した特殊な塗料も増えており、用途に応じて適切な塗床材を提案しています。


たとえば、弊社の主力である「耐油・防滑性エポキシ樹脂塗床」は、油汚れが浸透しにくく、日常の洗浄で簡単に汚れが落ちるのが特徴です。また、独自の技術で表面に細かな凹凸を施すことで、濡れても油が付着しても滑りにくい床を実現しています。


テンマでは、お客様のお悩みに沿った最適な床を提供しています。床に関するどのようなことも、お気軽にご相談ください。


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■事例で見る、あるあるトラブルとその解決



まずは、滑り防止対策を強化した事例です。


施工事例1:食品工場床改修工事(滑り防止強化対策)



参照:施工事例より


長年の使用で既存の床材が摩耗し、滑りやすくなっているため、従業員の転倒リスクが高まっているというご相談をいただきました。現状の床材を研磨処理で撤去し、水性硬質ウレタン樹脂6〜8mm厚で改修工事を実施しました。


既存の床には凹凸がありましたが、厚みのある水性硬質ウレタン樹脂を選定することで、下地の不陸を解消。さらに、防滑仕上げにすることで、油や水がこぼれても滑りにくい、安全な床へと生まれ変わりました。


続いて、塗床の全面改修工事の事例です。


施工事例2:食品製造工場塗床改修工事



参照:施工事例より


こちらの食品製造工場様では、既存の塗料タイプの床材が長年の使用で摩耗し、コンクリートが露出している状態でした。薬品や熱水がかかる影響で、劣化が進んでコンクリートが凹凸状になっていました。


ここでは、HACCPにも対応した水性硬質ウレタン樹脂6mmタイプを選定し、塗床改修を実施。水性タイプのため、工場稼働中でも施工が可能なので、完全な養生を行い、安全に工事を進めました。これによって床の劣化が改善され、衛生的な生産環境を取り戻すことができました。


テンマでは夜間の施工にも対応し、稼働の停止などのロスを極限まで低減しながら「スピード」「品質」「安全」を提供できることを強みとしています。


また、見落とされがちなのがグレーチングです。溝の蓋であるグレーチングも、油や異物で詰まったり、劣化してガタつき、転倒の原因になることがあります。私たちは、床の改修だけでなく、このグレーチングの入れ替えも一貫して対応可能です。床と排水溝を一体的に改善することで、より安全で衛生的なHACCP対応の環境を実現します。


テンマでは、お客様のお悩みに沿った最適な床を提供しています。床に関して気になることがありましたら、どのようなことでも、お気軽にご相談ください。


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■テンマが選ばれる理由、そして未来へ



大阪には多くの塗床業者が存在するなかで、株式会社テンマがお客様に選ばれ続けている理由のひとつは、「確かな施工技術」です。私たちは、創業48年の経験と実績に裏打ちされた熟練の技術者が、一つひとつの工程を丁寧に、そして確実に施工します。


さらに、私たちは大手建築資材専門商社ABC商会の特約施工販売店です。メーカー研修を修了したプロが、品質に責任をもって施工にあたります。


私たちは、単に床を塗るだけでなく、「お客様の課題を解決するパートナー」でありたいと考えています。そのためにはまず、事前のヒアリングを徹底し、お客様の業務内容や抱えている問題を深く理解することに努めています。


食品工場では短期間での施工が求められることが多いため、昼夜を問わず施工できる体制を整えるなど、迅速かつ高品質な施工を提供できるよう、日々努力しています。


食の安全は、今後ますます重要性が高まるでしょう。株式会社テンマでは、HACCPをはじめとする最新の衛生管理に関する知見を常に学び、お客様に最適なソリューションを提供し続けていきたいと考えています。


大阪を拠点に、広く食品工場の「食の安全」と「従業員の安心」を床から支えていくことが、私たちの使命です。工場の環境に合わせた商材選定や正確な施工が可能で、メーカーからの認定も受けているので、安心してお任せいただけます。私たちが工場の未来を、足元から支えていきます。


油汚れのトラブルでお悩みの施設管理者様は、ぜひ一度、私たちテンマにご相談ください。一緒に最適な解決策を見つけ出しましょう。

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