参照:施工事例「精密機械工場 塗床改修工事」より
皆さん、こんにちは。大阪府東大阪市に拠点を構え、塗床工事やアスファルト工事、コンクリート工事などを手掛ける「床のプロフェッショナル」株式会社テンマです。
半導体や電子部品の製造において、クリーンルーム内の厳格な環境管理は、重大な問題のひとつです。とくに歩留まりに直結する微粒子(パーティクル)や静電気への対策は、細心の注意を払っていることでしょう。そんななかで、製品品質を左右する意外な原因として注目すべきなのが、床材自体から発生するアウトガス(VOC、揮発性有機化合物)です。
「精密な製品なのに、なぜか品質が安定しない」「新たな床材を導入してから、不良率が上がった」などのケースの原因は、目に見えない床材のアウトガスかもしれません。安価な塗床材や不適切な選定をしてしまうと、長期にわたりVOCが揮発し続け、製品へ悪影響を及ぼす恐れがあります。最悪の場合、製造ラインの停止につながるリスクもあります。
株式会社テンマは、大阪を中心に、高度な品質管理が求められるENEOSグループの現場など、数多くの工場をサポートしてきた「床のコンサルタント」です。この記事では、アウトガス発生をゼロに近づけ、クリーンルームの床を10年以上長持ちさせるための究極の選定基準と、その施工技術を解説します。
■なぜクリーンルーム床はアウトガスを発生させるのか?

アウトガスとは、床材が硬化する過程や、その後の使用期間中に、残留した溶剤や未反応の成分が気体となって放出される現象です。
多くの塗床材、安価な塗床材や、耐久性の低い水性塗料では、早期に剥離が起こりパーティクル(微粒子)の原因となります。また、不適切な材料選定はアウトガスを発生させ、硬化後に低分子量の揮発成分が残留したりすることがあります。これらは温度や湿度の上昇に伴い、VOCとしてクリーンルーム内に拡散し、精密機器の回路への付着や、化学反応を引き起こし、製品の歩留まり低下を招きます。
◆【テンマの提案】アウトガス対策の真の鍵は「高耐久な無溶剤塗床材」
アウトガス対策の鍵は、溶剤を一切使わない無溶剤タイプで、硬化後の化学構造が強固で安定している特殊な塗床材を選ぶことです。
一般的に「環境に優しい」とされる水性塗料は、溶剤を使用しないためアウトガスが少ないと誤解されがちです。しかし、水性塗料は耐久性が低く(一般的に2〜3年程度)、摩耗や剥離が早いため、短期間でパーティクル(微粒子)を発生させ、クリーンルームの清浄度維持に深刻な問題を引き起こします。
テンマが推奨する高耐久な無溶剤タイプの塗床材は、硬化反応によって分子が結合し、極めて安定した高架橋密度の化学構造を形成します。これにより、溶剤を含まず、硬化後の成分の揮発が極めて少ないだけでなく、物理的な摩耗にも強く10年以上の耐久性を実現します。溶剤を排除し、長寿命化によってパーティクル発生を防ぐことこそ、クリーンルームの床における真の解決策なのです。
◆10年保証を実現!「アウトガス対策」と「高耐久性」を両立させる塗床選定の4大基準
私たちは、ただ「塗る」のではなく、御社の生産プロセスを理解したうえで、次の4つの基準をクリアする塗床を提案します。
基準1:超低VOCの証明と厳格な検査
塗料メーカーのVOCデータだけに頼らず、私たちは施工後の環境でアウトガスが規定値以下であることを確認する独自基準をもっています。使用するのは、スクリーニング評価でクリアされた無溶剤かつ非揮発性成分が99%以上の材料のみで、高い清浄度を維持します。
基準2:帯電防止・静電気対策の絶対条件
半導体工場において、静電気は製品不良の最大の敵です。帯電防止機能のある床材は必須なものの、導電材の配合が不十分だと性能が持続しません。テンマでは、塗床材の体積抵抗率を精密にコントロールし、静電気を常に逃がし続ける高性能な塗床システムを提供します。
基準3:耐薬品性・耐熱性への適応
製造プロセスによっては、酸やアルカリ、有機溶剤などの薬液が床に付着する恐れがあるため、耐薬品性が求められます。また、高温環境下での安定性も重要です。これらの環境に対応するため、特に優れた耐薬品性・耐熱性をもつ特殊エポキシやビニルエステル樹脂などを、現場環境に応じて使い分けます。
基準4:シームレス(継ぎ目なし)施工によるパーティクル発生の根絶
どんなに優れた床材でも、継ぎ目があればパーティクルや塵が溜まり、アウトガスの原因となり得ます。テンマでは、巾木など床と壁の取り合い部分を含め、床面全体を完全にシームレスな一体構造として仕上げ、微粒子の再飛散を防ぎ、完璧な清掃性を実現します。
株式会社テンマは、「床のコンサルタント」として、徹底した品質管理でビジネスの成功をお手伝いさせていただきます。まずは無料相談、お見積りから、お気軽にお問い合わせください。
■ENEOS様など、化学プラントで培った高度な技術をクリーンルームへ

私たちの「床のコンサルティング」は、高度な品質管理が求められる現場でこそ真価を発揮します。
株式会社テンマは、ENEOS様などの製油所や化学工場、大規模施設における精度の高い施工が必須となる環境下での実績が豊富にあります。
◆化学プラントの技術がクリーンルームに活かされる理由
1. 超耐薬品性とアウトガス対策
強酸や強アルカリ、有機溶剤が日常的に使用される環境では、塗床材自体が化学反応を起こさず、成分が溶出・揮発しない強固な化学構造を持つことが絶対条件です。これは、アウトガス対策として求める「低分子量・高架橋密度」の塗床材の選定基準と完全に一致します。
2. 長期耐久性と清浄度維持
過酷な温度・物理環境下で10年以上の耐久性を実現する施工技術は、「微細な劣化によるパーティクル発生すら許さない」品質として、高清浄度維持が必須のクリーンルーム施工にそのまま活かされています。
私たちの実績は、テンマがただ床を塗る職人集団ではなく、現場の安全基準、化学的知識、そして長期的な耐久性を提案する専門家であることの証明です。私たちは、お客様の生産活動を止めない迅速かつ確実な施工計画と、アウトガス対策を含めた最適なソリューションを提供します。
◆床のコンサルタントによる施工品質と保証体制
私たちは、床の施工を「投資」と考えます。その投資を成功させる鍵は、材料選定と施工前の徹底した現場診断にあります。
株式会社テンマでは、さまざまな建材の開発・製造を行っているリーディングカンパニーであるABC商会との長年の強力なパートナーシップにより、大阪府においてトップクラスの取引量を誇ります。メーカーの全面的な技術協力のもと、最新・最適な材料を適正価格でご提供しています。
・徹底した下地診断
床の長寿命化の9割は、下地処理で決まります。水分計や剥離強度試験を用い、既存コンクリートの含水率や強度を正確に把握し、最適なプライマー(下塗り材)を選定することが重要です。
・「床のコンサルタント」の役割
施設の担当者様と密に連携し、生産スケジュールを乱さない工期設定や、作業中の異物混入を防ぐための厳格な養生計画を立案します。施工後も、長期保証と定期的なメンテナンスサポートを提供し、御社のクリーンルームの清浄度を長期間維持することをお約束します。
クリーンルームの床は、一度導入すれば簡単に変えられない、極めて重要なインフラです。安易な選択は、後に高額な補修費用や歩留まりの低下という形で跳ね返ってきます。株式会社テンマは、無料診断から始めるアウトガス対策で、御社の歩留まり改善をサポートします。
私たちは、御社の生産環境を詳しくヒアリングし、アウトガスリスクを排除しつつ、10年以上安心してお使いいただける最適な塗床材をご提案いたします。
まずは、無料の床診断から、私たち「床のコンサルタント」にご相談ください。
株式会社テンマは、昭和52年から創業48年、年間の施工実績は2,500件以上の豊富な実績を誇ります。床に特化した専門業者だからこそ、豊富な専門知識や経験が蓄積されています。
クリーンルームの施工や塗床工事などについてお悩みや、お困りごとがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

