床の衝撃吸収ならゴムチップがおすすめです。耐用年数やメンテナンスサインも併せて解説します。  

参照:施工事例「店舗内通路のゴムチップ舗装工事」より


皆さんこんにちは。大阪府東大阪市に拠点を置き、関西圏を中心に塗床工事を手がけている株式会社テンマです。


衝撃吸収機能のある床は幅広い施設で需要があり、床材の種類も豊富にあります。この記事では、衝撃吸収機能のある床が使われる施設や床材の種類、耐用年数や補修が必要なサインなどについて解説します。


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■床に衝撃吸収機能を付与することが望ましい施設はどんな施設?



建物は使用目的に応じて適切な床材を選ぶことが重要です。ここでは衝撃吸収機能のある床材を選ぶことが望ましい施設を紹介します。


◆医療施設

医療施設では、患者の転倒リスクを軽減するために衝撃吸収機能のある床材を選ぶことが望ましいといえるでしょう。たとえば患者が診察台から降りる際や、ベッドから起き上がる際の転倒リスクを軽減することが期待されます。また、リハビリテーション室などもリハビリ中の安全性の向上に効果的といえるでしょう。


◆福祉施設

高齢者や身体障がいのある方などが利用する福祉施設では、移動や運動、歩行練習中などの安全性を確保するためにも衝撃吸収機能のある床材を選ぶことが望ましいです。また、介護施設のバスルームなどでも転倒のリスクを軽減するのに効果的です。


◆幼児向け施設

幼児が利用する施設では、転倒のリスクを軽減するためにも衝撃吸収機能のある床材を採用するのが適切であるといえるでしょう。子どもが遊んだり活動したりするスペースは、とくに安全性を確保するためにも望ましいといえます。


◆学校

学校では、たとえば体育館や運動場において、スポーツを、はじめたとしたさまざまな活動を行う際のケガのリスクを軽減するためにも衝撃吸収機能のある床材を採用することが望ましいといえます。また、廊下などでも転倒防止のために採用されることが多いです。


◆商業施設

商業施設は幅広い層の利用客が想定されるため、歩行エリアやエントランス付近などは安全性を確保するためにも衝撃吸収機能のある床材を選ぶことが望ましいです。また、フードコートなども飲み物のこぼれによる滑りを防ぐことにもつながります。


上記のように、衝撃吸収機能のある床材を使用することが望ましい施設や場所はたくさんあります。


株式会社テンマでは、株式会社ABC商会様の特約販売店として、同社ゴムチップも取り扱っております。ゴムチップは弾力性と衝撃吸収性に優れており、転倒時や衝突時の衝撃を効果的に緩和するため、安全性の高い床材としておすすめです。



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■床の施工に欠かせないポイント



床の施工の際における下地処理は、床の耐久性に直結する重要な工程です。下地が不均一な状態では床材が密着せず、ひび割れや剥がれの原因となります。床材の機能性を最大限に発揮するためには、丁寧な下地処理が求められます。


また、下地処理は見た目の美しさなど、仕上がりにも影響します。下地が均一に施工されれば、長期間にわたって美観を維持することにもつながります。


参考記事:塗床工事の品質は下地処理で決まる!テンマは丁寧な下地処理にこだわります。


参考記事:工場の修繕に最適な塗床材選びのポイントは?修繕サインと施工方法を徹底解説



■ゴムチップ舗装の種類と施工事例



参照:施工事例「ゴムチップ舗装工事」より


衝撃吸収機能のある床材として代表的なのは、ゴムチップ舗装です。ここではゴムチップ舗装の種類と施工事例を紹介します。


◆透水性ゴムチップ舗装

透水性ゴムチップ舗装とは、水を浸透させる性質があるゴムチップ舗装です。雨水が地中に浸透するため、水たまりができにくくなるという特徴があります。快適な歩行環境を保てるほか、ヒートアイランド現象の緩和にも効果的です。


◆弾性ゴムチップ舗装



参照:施工事例「保育園ゴムチップ舗装工事」より


弾性ゴムチップ舗装とは、クッション性に優れたゴムチップ舗装です。弾力があるため歩行時に足腰にかかる負担を軽減するため、高齢者や幼児が利用する施設にも適しています。


◆カラーゴムチップ舗装

カラーゴムチップ舗装とは、着色されたゴムチップを使用した舗装です。さまざまな色やデザインを表現できます。



参照:施工事例「ゴムチップ舗装工事(色分けあり)」より


このようにゴムチップ舗装にはさまざまな種類があり、異なる特性やメリットがあります。使用する場所や目的に応じて適したタイプを選択することが重要です。



■ゴムチップ舗装の耐用年数


ゴムチップ舗装の耐用年数は、10年〜15年程度が一般的です。ただし、ゴムチップ舗装の種類や使用環境によって劣化のスピードは異なるため、あくまでも目安として考えてください。また、施工やメンテナンスに不備がある場合は耐用年数よりも早く劣化してしまうケースもあります。下記にて詳細に説明していますので、ぜひご覧ください。


参考記事:ゴムチップ舗装の特徴とは?メリットと施工時の注意点を紹介



■ゴムチップ舗装の補修を検討すべきサイン4選



ゴムチップ舗装において、次の4つのいずれかが見られる場合は、早めに補修を検討したほうがよいでしょう。それぞれについて解説します。


◆ひび割れや剥がれ

ゴムチップがひび割れたり剥がれたりしている場合は、補修が必要となるサインです。とくに角や段鼻部分は剥がれやすいため、ひび割れや剥がれを見つけたら早めに補修しましょう。


◆色褪せ

ゴムチップの色褪せが目立つ場合は、再コーティングや補修が必要となるサインです。ゴムチップは紫外線や雨風などの影響で劣化し色褪せていくので、鮮やかさが失われている場合は機能性も低下している恐れがあります。


◆硬化

ゴムチップは劣化すると硬化し、弾力性が失われてしまいます。クッション性が低下すると歩行性や転倒時のリスク軽減などの効果が得られなくなるため、補修が必要です。


◆表面の摩耗

ゴムチップの表面が摩耗して滑りやすい状態になっている場合は、補修が必要となるサインです。使用頻度の高い場所ほど摩耗による劣化が早いため、早めに補修しましょう。



■ゴムチップの劣化を放置してしまうリスク


ゴムチップの劣化を放置してしまうと、次の4つのリスクが心配されます。ケガや事故につながるケースもあるため、補修のサインをみつけたら早めに補修することが大切です。ここではそれぞれのリスクについて解説します。


◆ケガや事故を引き起こす

ゴムチップが劣化すると、滑りやすくなったり弾力性が低下したりして、ケガや転倒のリスクが高まります。また、ひび割れや剥がれた部分でつまずいたり、台車などの車輪が引っかかったりするなど、事故の原因にもつながります。


◆床材の劣化

ゴムチップの劣化が進むと耐久性や弾力性が低下し、床材が早期に破損してしまうことにつながります。再施工が必要になる場合もあるでしょう。


◆美観の低下

ゴムチップの劣化によって色褪せやひび割れが進行すると、床の美観が損なわれます。とくに公共施設や商業施設などでは、見た目の悪さが利用者に不快感を与える恐れがあります。


◆水はけの悪化

透水性ゴムチップ舗装の場合は、劣化を放置すると水はけが悪化するため、水たまりができやすくなってしまいます。安全性の低下や床材のさらなる劣化にもつながります。


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株式会社テンマは、大阪府東大阪市を拠点に、化学薬品系の工場や食品工場、自動車工場、厨房、公園や駐車場など幅広い施工に対応している会社です。昭和52年の創業以来、45年間の施工実績は2,500件以上と、豊富な実績を誇っています。


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