皆さんこんにちは。大阪府東大阪市に拠点を置き、関西圏を中心に塗床工事を手がけている株式会社テンマです。
工場の床の強度を高め、滑りにくくして安全性を確保するためには、塗床工事が必要不可欠です。しかし、塗床材の種類によっては臭いが気になる場合があり、製品への影響を気にしてなかなか工事ができないこともあるでしょう。
そのような時におすすめなのが、臭いの少ない水性プライマーを使った施工です。ここでは、水性プライマーの特徴をご紹介します。
■塗床施工は臭いが気になる。そんな時は水性プライマーを!
工場の床は年月の経過とともに劣化し、表面の塗膜が剥がれ始めます。そのまま放っておくと床自体の劣化が進むのに加え、床が滑りやすくなるので事故の危険性が高まり、作業効率も落ちてしまいます。外見もよくなく、工場内を見た人に不衛生なイメージを与えかねません。
このようなトラブルを防ぐためにも、床は定期的に改修工事を行うことが大切です。塗床施工によって劣化した塗膜を修復すれば、転倒などの事故を防げるのに加え、作業効率アップや工場のイメージアップにもつながります。
しかし、塗床工事の際、ある問題が発生することがあります。それは、塗床材の放つ臭いです。臭気は業務の妨げになるだけでなく、製品に移ってしまうことがあり、食品工場などでは特に注意しなければなりません。かつては実際に、製品への臭い移りが問題になり、施工業者が製品を買い取らされるというトラブルもしばしば発生していました。
現在ではこのような話はあまり聞かれなくなっていますが、やはり臭い移りには注意する必要があります。製造現場と施工場所が近い時や、臭い移りしやすい製品を製造している時は、臭いの強い有機溶剤などの使用は避けなければなりません。そんな時にぜひご検討いただきたいのが、臭いの少ない「水性プライマー」の使用です。詳しくは次の項目で解説します。
■水性プライマーは臭気が少ない下塗り材です!
プライマーとは「下塗り材」のことです。塗床施工の際、塗床材の接着性を高めるための下地処理に使われます。その中でも水性プライマーは、文字通り水を主成分としており、シンナーなどの溶剤を使用していないものを指します。
水性プライマーの大きなメリットは、溶剤プライマーに比べて独特の臭いが少ないことです。この特長により、製品への臭い移りの心配がほとんどありません。食品工場など、臭気を避けたい施設の塗床施工にも使用できます。
■油が染み込んだ悪条件な床に使えるプライマーもあります
塗床工事の際に少し注意しなければならないのが、油が染み込んでいる悪条件な床です。このような下地に通常のプライマーを使って施工すると、塗膜がすぐに剥がれてしまうことがあります。
そのため、油が浮いている床に施工する時は、「油面用プライマー」を使うのが基本です。下地をしっかりと洗浄した上で油面用プライマーを使えば、油のブリード(にじみ出し)による剥離を防ぐことができます。
※別途、下地処理は必要になります。
なお、どのような塗床材を使っても、正しい方法で施工しなければ効果を発揮できない点は変わりません。臭気を避けつつ塗床施工をしたい時は、まず実績豊富な専門業者に相談してみましょう。
株式会社テンマは、工場や商業施設、公共施設、オフィスなどの塗床や防水工事を専門とする会社です。昭和52年から40年以上にわたり、あらゆる現場での塗床を手掛けてきました。施工実績は2,500件以上を誇り、臭い移りを避けたい現場での施工や、水性プライマーを使用した塗床施工の経験も多数ございます。
豊富な実績に基づき、ご予算や現場の環境に合わせた素材・工法選定や正確な施工が可能。メーカー様からの認定もいただいており、メーカー様と話し合いながら商材や施工方法を選ぶので安心です。丁寧で品質の高い塗床工事を行いたい時は、ぜひお気軽にご相談ください。
施工事例はこちらへ
https://www.e-temma.com/gallery_list