ゴムチップのメリットとゴムチップが大活躍する施設を施工事例を交えてご紹介!

参照元:施工事例「ゴムチップ舗装工事」より


皆さんこんにちは。大阪府東大阪市に拠点を置き、関西圏を中心に塗床工事を手掛けている株式会社テンマです。


新たに塗床工事を検討している工場のご担当者様は、ゴムチップ舗装というものを聞いたことがあるでしょうか?程よい弾力性が特徴のゴムチップは、安全性と耐久性が求められる工場の床におすすめの舗装材です。


しかし、利便性が高い分、施工費用もかさむことから、導入には十分な検討が必要といえます。

そこでこの記事では、ゴムチップ舗装のメリット・デメリットから、実際の施工事例までご紹介していきます。工場の塗床工事について理解を深めていただけたら幸いです。



■ゴムチップ舗装の特徴



そもそもゴムチップ舗装とは、顆粒状のゴムチップをウレタンバインダーで結合させた舗装材のことをいいます。

その特徴は、なんといってもゴム特有の柔らかさ、弾力性です。


踏みしめた感覚は心地よく、転んでも大きな怪我につながりにくいことから、工場はもちろん、公園や保育園、商業施設などでも多く使用されています。


さらに、ゴムチップ舗装はカラーバリエーションが豊富で、好きなようにデザインできることも人気の理由です。工場では作業エリアごとに色を変えたり、独自の色を調合したりすることもあります。公園や保育園のような場所では、子供が喜ぶ絵を描くことも可能です。


その他にも、ゴムチップ舗装は耐久性が高く、透水性があるために水はけがよいなど、知れば知るほどメリットが出てきます。


そんなゴムチップ舗装のデメリットは、施工費用が高くなりやすいこと、そして、経年劣化により色落ちしやすいことです。色落ちに関しては、施工の仕方や定期的なメンテナンスによって、ある程度防げることもあります。



施工事例はコチラ


お問い合わせはコチラ



■ゴムチップ舗装のメリット



本項では、ゴムチップ舗装のメリットについて整理していきます。


・柔らかく弾力性がある

ゴムチップ舗装の最大のメリットは柔らかく、程よい弾力性があることです。

衝撃吸収能力に優れ、転倒による怪我のリスクを抑えられます。ゴムチップの厚みを調整することで、柔らかさの程度を変えることも可能です。


ゴムによる滑り止め効果も相まって、歩きやすく、怪我をしにくい床をつくることができます。


・カラーバリエーションが豊富で色分けできる

ゴムチップ舗装は「景観舗装」とも呼ばれ、周囲の景観に溶け込み、美しく演出することのできる舗装材です。


ゴムチップで色を変化させるには、ゴムに色を直接塗り込んだカラーゴムチップと、黒ゴムに色付けした着色ゴムチップの2通りがあります。


カラーゴムチップは摩擦による退色が少なく、柔らかさを保てることがメリットですが、その分費用は高くなりがちです。一方、着色ゴムチップは、比較的安価に購入できますが、摩擦による退色があり、塗料でコーティングするために若干固くなることがあります。


・お手入れが楽にできる

ゴムチップ舗装は透水性と防草性に優れていて、お手入れが楽にできることも嬉しいポイントです。

チップとチップの間を水が通り抜けるため、雨が降ったり掃除のために水をまいたりしたあとでも、比較的乾きやすくなっています。雨が降ったあとに水たまりができて困る、といったことは格段に少なくなるでしょう。


また、ゴムチップは地面をまるごと覆って舗装するため、草も生えません。真夏の暑い中、雑草を取るような過酷な作業はしないで済みます。


・特殊な形状でも施工できる

現場の形状に均して施工するゴムチップは、さまざまな形に施工可能です。例えば、スロープのような傾斜やひょうたんのような形も容易につくれます。


これがゴムマットやゴムブロックになると、下地のコンクリートの凹凸に大きく影響を受けてしまいますが、厚みが調整できるゴムチップなら、多少の凹凸は吸収できます。たとえ平らな下地であっても、傾斜をつけることができるのがゴムチップのよさです。


一見難しいと思われるような形状でも気軽にお問い合わせください。



■施設別のゴムチップ導入例



ここまでゴムチップのメリットをお伝えしてきましたが、実際にはどのような場所で使用されているのでしょうか?

施設ごとに抱える課題と、ゴムチップによる効果をみていきます。



・子供が集まる施設(公園、幼稚園、学校など)



参照元:施工事例「保育園ゴムチップ舗装工事」より



子供たちが集まる公園や幼稚園、学校などは、ゴムチップ舗装に最適な施設です。弾力性に富んだゴムチップで舗装すれば、走り回って転んだり、遊具から落下したりした場合でも、怪我の影響を最小限に抑えることができます。


また、透水性に優れたゴムチップは、雨が降ったあとでも水はけがよく、すぐに外で遊べます。豊富なカラーバリエーションから、かわいいデザインの床をつくることもできるでしょう。


施工の厚さは10mmからですが、遊具したなど落下の可能性がある場所では、50mm程度の厚さがあると安心です。柔らかさを求めるなら、下地を入れて2層にする方法もおすすめします。


・ご年配や体の不自由な方のための施設(老人ホーム、病院など)

ご年配の方が利用する老人ホームや病院などでは、子供たちの場合と同様に、転倒によるリスクを減らすために、ゴムチップ舗装が施工されています。


ゴムチップ特有の程よい弾力により、歩きやすさが向上するため、足腰が衰えている方にも喜ばれているようです。



・滞在時間が長い施設(テーマパーク、ゴルフ場など)



参照元:施工事例「ゴムチップ舗装工事(色分けあり)」より


利用者の滞在時間が長く、長時間歩き回るような施設には、ゴムチップ舗装が効果的です。ゴムチップが持つ適度な弾力が、利用者の歩く負担を軽減させてくれます。


さらに、カラーも豊富なゴムチップであれば、施設の景観を損ねる心配もありません。施設に合ったデザインを自由自在につくれます。



■まとめ



以上のように、ゴムチップ舗装にはさまざまな施設の悩みを解決してくれるメリットが数多く存在します。ゴムチップ舗装の効果を最大限に引き出すには、専門知識と確かな技術による丁寧な施工が必要です。ゴムチップ舗装を導入する際は、実績豊富な専門業者に依頼しましょう。


株式会社テンマは、工場や商業施設、公共施設、オフィスなどの塗床や防水工事を専門とする会社です。昭和52年から40年以上にわたり、あらゆる現場での塗床を手掛けてきました。施工実績は2,500件以上を誇り、ゴムチップの施工実績も多数ございます。


豊富な経験に基づき、ご予算や現場の環境に合わせた素材・工法選定や正確な施工が可能。メーカー様からの認定もいただいており、メーカー様と話し合いながら商材や施工方法を選ぶので安心です。丁寧で品質の高い舗装工事や塗床工事を行いたいときは、ぜひお気軽にご相談ください。


施工事例はコチラ